横浜市神奈川区で築28年スレート屋根の調査、コケや藻の付着が目立ち「屋根カバー」をご提案|屋根の修理専門店(株)成田屋商店
皆さま、こんにちは。横浜市鶴見区 屋根の修理・外壁塗装の専門店(株)成田屋商店、スタッフの川崎です。
今回は、横浜市神奈川区の化粧スレート屋根の住宅で行った屋根調査の様子をご紹介します。
スレート屋根は年月が経つにつれて、経年劣化で色あせやコケ・藻の付着、欠けなどが見られます。
化粧スレートの寿命は一般的に、25-30年ほど。
お家をより長持ちさせるためにはこの時期に、カバー工法もしくは葺き替えによる屋根リフォームが必要になります。
本記事では、横浜市・川崎市にお住いのみなさまに向けて、 屋根の修理・外壁塗装の専門店ならではの目線でお伝えします。
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▼この記事はこんな方のお役に役立ちます▼
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目次
屋根調査にてわかったスレート屋根の状況〈横浜市〉
屋根材の経年劣化
本来はブラックの屋根ですが、全体的に黄茶色っぽく見えます。
これは、屋根材の表面にコケや藻が付着しているためです。
色あせも進んでおり、築28年という年月を感じる状態でした。
↓よく日の当たる南側の下屋は色褪せ、コケや藻も付着していた
ただし、今回の調査ではひび割れや欠けなど大きな損傷は確認されませんでした。
内部まで劣化は進んでおらず、雨漏りも発生していません。
とはいえ、表面の劣化が進んでいるためメンテナンスが必要な時期に入っています。
使われていた屋根材「コロニアル・フルベスト20」について
今回の図面には「彩色石綿セメント板(コロニアル・フルベスト20)」と記載されていました。
▼フルベストとは?
旧・松下電工が1971年から販売していた平板スレート屋根材で、繊維強化セメント板を基材として作られています。
軽くて扱いやすいため、当時の住宅で多く採用されていました。
⚠️フルベストの注意点
フルベストにはアスベスト(石綿)が含まれています。
現在は製造・販売が終了しており、撤去や処分にはルールがあります。
ただし、屋根材としてそのまま使用されている状態では、飛散することはほとんどなく、健康への影響は心配ありません。
▼フルベストのメンテナンス方法
築20~30年ほど経つと表面の劣化が進んでくるため、「屋根カバー工法」がおすすめです。
屋根カバー工法=既存の屋根の上に防水シートを敷き、その上から新しい軽量屋根材を重ねる工法。廃材が少なく、工期も短めです。
ただし、雨漏りが発生していたり、屋根材が大きく破損している場合は、カバー工法ではなく葺き替えが必要になります。
葺き替えは下地からしっかり補修できるメリットがあります。
しかし、アスベスト含有材の撤去・処分費用が高くなる点は注意しておく必要があります。
―「横浜市で屋根の修理って、どこに頼めばいいの?」とお悩みの方へ―
横浜市の屋根修理は、ぜひ私たち横浜市鶴見区 屋根修理・外壁塗装の専門店 (株)成田屋商店にお任せください!
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屋根にコケや藻が付着する原因〈横浜市〉
屋根にコケや藻が付着する主な原因は、屋根材の防水性が低下したことです。
屋根材は長年の雨や紫外線を受けることで表面の塗装が少しずつ剥がれ、防水機能が弱くなっていきます。
一般的に塗料の寿命は約10年ほどと言われ、築年数が経つほど劣化が進みます。
防水性が落ちた屋根材は雨水を吸収しやすくなり、その結果、コケや藻、カビが発生します。
コケや藻を放置すると、ひび割れが発生する恐れも
コケや藻の付着を放置すると屋根材が脆くなり、ひび割れや欠けが発生する恐れがあります。
夏は屋根の温度が60℃を超えることもあり、紫外線による劣化が進行します。
冬は寒暖差で膨張と収縮を繰り返すため、少しずつひび割れが発生しやすい環境になります。
ひび割れた部分から雨水が侵入すると、最初は防水シートが受け止めてくれますが、やがてそのシートも傷み、破れてしまいます。
そうなると雨漏りが発生し、屋根の下地や建物全体に腐食が進む可能性があります。
「屋根カバー工法」をご提案〈横浜市〉
今回調査した屋根は経年劣化による症状が見られ、築年数も経っていたため、「屋根カバー工法」でのメンテナンスをご提案しました。
屋根カバー工法とは?
既存のスレート屋根の上に、新しい屋根材を重ねて施工する工法
古い屋根を撤去せずに施工するため、短期間で費用を抑えた工事が可能です。
〈屋根カバー工法のメリット〉
- 廃材が少なく、処分費用が安い
- 短期間(約3〜5日)で施工が完了
- 屋根が二重構造になり、断熱性・遮音性が向上
- 雨水の侵入を防ぎ、防水性が高まる
屋根塗装よりも耐久性に優れており、コストを抑えつつ屋根を長持ちさせたい方におすすめです。
❓ 屋根塗装ではなぜダメなのか。
屋根塗装は、あくまで表面の「お化粧」にすぎません。時間が経てば、再び塗膜が剥がれてしまいます。
すでに築年数が20年以上経過している場合は、屋根材や防水シートそのものを見直す「全面改修」を選ぶのが賢明です。
屋根カバーにおすすめの屋根材
ここでは、横浜市鶴見区の成田屋商店がおすすめしている屋根材をご紹介します。
- アスファルトシングル屋根材(リッジウェイ/旭ファイバー株式会社)
柔らかく割れにくい素材で、比較的安価。
瓦の約1/4の軽さで、地震にも強い。
表面は焼き付け塗装されているため、新築のような風合いを長期間キープします
- 石粒付金属屋根材(セネター/ルーフタイルジャパン)
天然石ストーンチップとガルバリウム鋼板を使用しているため、色あせや塗り替えの必要がなく、メンテナンスがほぼ不要。
粘土瓦の約1/9の軽さで耐震性にも優れる。
屋根カバー工法の施工手順
屋根工事のタイミングで外壁塗装も!足場を一回で済ませて賢くメンテナンスを
築20〜30年ほど経ったお住まいでは、屋根リフォームを行う際に外壁塗装も一緒に行うのがおすすめです。
屋根工事も外壁塗装も、基本的には仮設足場が必要になります。
足場の費用は年々高くなっており、一般的な戸建てでも20〜30万円ほどかかります。
足場は形に残らない工事費用なので、できれば何度も支払いたくないですよね。
そこで、屋根工事と同時に外壁塗装を行うことで、足場を一度組むだけで済ませることができます。
足場が一度で完了するため、費用を抑えられるだけでなく、お客様の手配や工事日程の調整も一度で済みます。
外壁の塗料の耐用年数は約10年ほどと言われています。
▼次のようなお悩みはありませんか?
- 外壁を触ると白い粉が手につく
- 外壁のひび割れが気になる
- 外壁のコケや汚れが目立ってきた
このような症状がある場合は、屋根工事と合わせて外壁塗装を行うのが効率的です。
前回の塗装から10年以上経っているなら、なおさらセットでのメンテナンスがおすすめです。
成田屋商店では、屋根点検と合わせてご希望があれば外壁点検も行います。
是非お気軽にお申し付けください。
横浜市の屋根修理なら(株)成田屋商店にお任せください!
屋根に色あせやコケなどの劣化のサインを見つけたら、放置せずに早めの点検と補修を行うことが大切です。
屋根カバー工法なら、塗装より長持ちして葺き替えよりリーズナブルだというメリットがあります。
ご自宅の屋根にカバー工法ができるかどうかは、一度現場調査による診断が必要です。
横浜市、川崎市で屋根の修理や屋根リフォームに関するお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
横浜市、川崎市密着の 屋根の修理・外壁塗装の専門店(株)成田屋商店では、ただいまご相談・診断・お見積りの提出まで無料で承っております。
皆様のご来店・お問合せを心よりお待ちしております。
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この記事の監修者

かわらぶき技能士/瓦屋根工事技士/瓦屋根診断技士/一般建築物石綿含有建材調査者
代表取締役 成田 健
横浜市地域密着の屋根・外壁リフォーム専門店として、横浜市、川崎市にお住まいの皆様に向けて有益な情報を発信しています。お客様の疑問に答え、分かりやすい情報提供を心がけています。
















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