横浜市保土ヶ谷区にて天窓の暑さ対策、ガラスのひび割れ解消も|天窓修理の専門店(株)成田屋商店
皆さま、こんにちは。
横浜市鶴見区 天窓修理・屋根の修理専門店(株)成田屋商店、スタッフの川崎です。
今回は、横浜市保土ヶ谷区にお住いのお客様より、「天窓の暑さ対策をしたい」「ガラスにひびが入っている」というご依頼を受けて行った現場調査の様子をご紹介します。
天窓の寿命はおよそ20~30年程度。
この時期になると、経年劣化によるガラスのひび割れや断熱性の問題、雨漏りなどが起こりやすくなります。
本記事では、横浜市・川崎市にお住いのみなさまに向けて、 天窓修理・屋根の修理専門店ならではの目線でお伝えします。
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▼この記事はこんな方のお役に役立ちます▼
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目次
設置から20年経過した天窓の状況
今回調査させていただいたのは、築年数とともに20年ほど前に設置された新日軽(現LIXIL)の電動開閉式トップライトが2つあるご自宅。
現状を確認したところ、2つのうちの片方のガラスにひびが入っている状態でした↓
もう一つは特に大きな問題は見られませんでした↓
築20年ということを考えると、全体的なメンテナンスが必要な時期に差し掛かっています。
▼天窓の寿命(耐用年数)はどのくらい?
天窓の寿命は、一般的に20年〜30年程度と言われています。※環境条件によって異なります
設置から20年以上経過している場合は、パッキンや防水シートなど部材の劣化が進み、雨漏りのリスクが高まっています。
「まだ雨漏りしていないから大丈夫」と思わず、20年を過ぎたら一度専門業者による点検をおすすめします。
▼こんな症状があったら点検のサイン!
- 室内側のクロス(壁紙)にシミや剥がれがある
- 天窓のガラスにひび割れがある
- 以前より天窓からの暑さが気になる
- 雨の日に水が垂れてくる
これら症状が見られたら、メンテナンスや交換のタイミングです。
屋根や外壁の点検・メンテナンスを行う機会に合わせて、天窓もチェックしてもらうと効率的です。
―「横浜市で天窓の修理って、どこに頼めばいいの?」とお悩みの方へ―
横浜市の天窓修理は、ぜひ私たち横浜市鶴見区 天窓修理・屋根修理の専門店 (株)成田屋商店にお任せください!
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天窓ガラスがひび割れする原因
天窓のガラス割れは、温度変化 や 経年劣化 が原因であることが多いです。
● 温度差による「熱割れ」
ガラスが直射日光で温まったり冷えたりを繰り返すことで、膨張・収縮し割れてしまう現象。
特に、室内外の気温差が激しくなる真夏や真冬はリスクが高まります。
「線のようなヒビ」や「枝分かれしたヒビ」が入るのが特徴です。
● 網入りガラス特有の「サビ割れ」と「膨張」
ワイヤー(網)が入っているガラスは、構造上どうしても割れやすい弱点があります。
結露でサビる(錆び割れ):
ガラスの断面から湿気や雨水が入り、内部のワイヤーが錆びて膨張することで、ガラスが割れてしまいます。
金属が熱くなる(熱膨張):
ガラス内部の金属ワイヤーは、ガラスそのものより熱くなりやすく膨張しやすいです。
近年の猛暑の影響により、ワイヤーの熱膨張にガラスが耐えられず、自然に割れてしまうケースもあります。
⚠️遮熱シートの貼り付けは要注意
暑さ対策として市販の遮熱シートやフィルムをご自身で貼るのは危険な場合があります。
熱がガラス内部にこもってしまい、かえって熱割れを引き起こす原因になります。
天窓のひび割れを放置するとどうなる?
一度割れてしまった天窓は、自然に直ることはありません。
時間が経つにつれて割れがどんどん広がり、最悪の場合は「雨漏り」につながる恐れがあります。
雨漏りが発生してしまうと、天井や内壁の補修、建物の構造材まで傷めてしまうこともあります。
そのため、ひび割れを見つけたら早めに専門業者へ点検・修理を依頼しましょう。
天窓が「暑い」と感じる根本的な原因
特に夏場になると、「天窓からの日差しが強くて部屋が暑い」というお悩みをよくいただきます。これは主に2つの原因が考えられます。
① 経年劣化による断熱性能の低下
天窓は、日々紫外線や風雨に直接さらされています。
パッキンやコーキング材、天窓周囲の屋根材、防水シートが傷んでくると、隙間から熱が伝わりやすくなり、断熱性能が低下してしまいます。
② 20年前の天窓の性能自体に問題があることも
天窓は、その時代の気象条件や技術基準に基づいて作られています。
しかし、近年の日本の夏は猛暑日が格段に増えており、20年前とは比較にならないほど気温が上昇しています。
現代の過酷な気候に対して、当時の天窓では断熱性能が不足していることも原因にあります。
▼最新の天窓なら断熱性能が格段にアップ!
最新の天窓は、断熱性能が格段に向上しています。
当社がお勧めしているベルックス製の天窓は、業界初のLow-E トリプルコーティングを採用しており、「遮熱・断熱・強化複層ガラス」が標準装備されています。
これにより、日射熱を最大71%カット、UVカット率は96~99%という高い性能を発揮します↓
最新の天窓に交換することで、年間を通して「快適性」と「省エネ」に大きく貢献することができます。
天窓の修理方法
天窓の耐用年数である20~30年を超えた天窓修理では、「天窓交換」もしくは「天窓撤去」をご提案しております。
築20年ほど経過した天窓は、天窓廻りの防水シートや水切り板金、天窓本体が経年劣化しているため、天窓全体を補修する必要があります。
天窓交換
基本的に窓枠はそのままで、新しい天窓に交換する作業
既存の製品と同じものがない場合は、近いサイズの天窓で交換します。
| メリット | デメリット |
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✔ 天窓交換はこんな人におすすめ!
- 天窓の採光を必要としている方
- 天窓を気に入っている方
天窓撤去
既存の天窓を撤去してその部分を塞ぐ作業
撤去後は、既存の屋根材と同様のもの、もしくは似た素材やデザインのもので穴を塞ぎます。
| メリット | デメリット |
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✔ 天窓撤去はこんな人におすすめ!
- 天窓の破損や雨漏りの心配を完全になくしたい方
- 天窓の明かりがなくなっても問題がない方
一時期流行った「天窓」が、今では少なくなった理由
1990年代から2000年代にかけて、天窓(トップライト)は「昼間でも照明がいらない明るさ」や「吹き抜けのような開放感」などの魅力からよく流行りました。
しかし最近の新築住宅では、天窓が設置されている家が少なくなってきています。
それには、実際に住んでみて初めて分かる「3つの天窓の弱点」が関係しています。
1. どうしても避けられない「雨漏りリスク」
天窓は、屋根に「穴」を開けて設置しています。
どんなに施工が良くても、屋根材とのつなぎ目やパッキンが劣化すれば、隙間から水が浸入してしまいます。
実際に、当社でも天窓の雨漏りのご相談をいただくことは多くなっています。
2. 「夏は暑く、冬は寒い」断熱性の問題
昔の天窓は現在のものほど性能が高くありません。
「夏は直射日光が部屋に入り込んで暑くなり、冬は冷気が降りてきて暖房が効きにくい」という、快適さとは逆の結果を招くことが多くなっています。
3. 掃除しにくく、メンテナンスが大変
天窓は基本的に高い位置にあるため、自分で窓を拭くことは難しいです。
結露でカビが生えても掃除ができず、汚れやシミをが気になってもどうしようもない、というメンテナンス性の悪さも敬遠される理由の一つです。
20年〜30年に設置された天窓がいま問題になっているのは、天窓の老朽化です。
当社にも、「ガラスにヒビが入った」「雨漏りが止まらないから塞ぎたい」というご相談が多くあります。
もし、ご自宅の天窓が設置から20年〜30年経過していて、これまで一度もメンテナンスをしていないなら、そろそろ寿命かもしれません。
大きな問題が出る前に、修理や交換、あるいは撤去を検討する時期に来ています。
横浜市の天窓修理なら(株)成田屋商店にお任せください!
設置から20〜30年ほど経過した天窓は、経年劣化によるガラスのひび割れや断熱性の問題、雨漏りなどの症状が起きやすい状態です。
横浜市、川崎市で天窓の修理をお考えの方は、お気軽にご相談ください。
横浜市、川崎市密着の 天窓修理・屋根の修理の専門店(株)成田屋商店では、ただいまご相談・診断・お見積りの提出まで無料で承っております。
皆様のご来店・お問合せを心よりお待ちしております。
↓来店予約・お問い合わせはこちらから↓
この記事の監修者

かわらぶき技能士/瓦屋根工事技士/瓦屋根診断技士/一般建築物石綿含有建材調査者
代表取締役 成田 健
横浜市地域密着の屋根・外壁リフォーム専門店として、横浜市、川崎市にお住まいの皆様に向けて有益な情報を発信しています。お客様の疑問に答え、分かりやすい情報提供を心がけています。














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