シート防水の特徴やメリット・デメリット、施工例まで徹底解説|横浜市鶴見区 雨漏り修理専門店(株)成田屋商店
2025.12.01
皆さま、こんにちは。横浜市鶴見区 雨漏り修理・屋根の修理専門店(株)成田屋商店、スタッフの川崎です。
防水工事の中でも、特に採用されることが多いのが「シート防水」です。
なかでも塩ビシート(塩化ビニールシート)防水は、耐久性に優れていて長く使えるうえ、ウレタン防水のように頻繁なメンテナンスが必要ないため、集合住宅やビル、戸建てまで幅広い建物で人気があります。
この記事では、シート防水の特徴やメリット・デメリット、施工の注意点、費用相場までをわかりやすく解説します。ご自宅の防水の状態が気になる方はぜひ参考にしてください。
本記事では、横浜市・川崎市にお住いのみなさまに向けて、 雨漏り修理・屋根の修理専門店ならではの目線でお伝えします。
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▼この記事はこんな方のお役に役立ちます▼
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目次
こんな症状が出ていたら要注意!防水層劣化のサイン
● 表面がひび割れている場合
ベランダや屋上の表面にひび割れが見られると、そこから雨水が入り込み、建物内部にまで浸透する恐れがあります。
放置すると雨漏りにつながるため、早めの点検がおすすめです。
● 藻やコケ、雑草が発生している場合
防水面にコケや藻、雑草が出ている状態は、湿気が長く残り、防水層が傷んでいるサイン。
このまま放置すると雨漏りの原因になるため、見つけたら専門業者に点検を依頼しましょう。
● 水たまりができている場合
ベランダや屋上に水が溜まるのは、排水口の詰まりや防水層の劣化が考えられます。
水たまりを放置すると、溜まった水が少しずつ内部に染み込み、雨漏りの原因になるため注意が必要です。
落ち葉や泥で詰まっている場合は、防水工事と合わせて清掃を行うと安心です。
● 防水シートの浮き・破れがある場合
防水シートが浮いたり破れたりしているのは、経年劣化による症状です。
小さな隙間からでも雨水が侵入し雨漏りの原因となるため、早急な補修が必要です。
☝️このような防水増の劣化サインに対して、どの工法を選ぶべきか迷う方も多いですが、広い面積のベランダや屋上で採用されることが多いのが「シート防水」です。
次の章からは、シート防水の特徴・メリット・注意点、そして実際の施工例についてご紹介していきます。
―「横浜市で防水工事って、どこに頼めばいいの?」とお悩みの方へ―
横浜市の防水工事は、ぜひ私たち横浜市鶴見区 雨漏り修理・屋根修理専門店 (株)成田屋商店にお任せください!
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シート防水とは
シート防水は、塩化ビニール(塩ビ)やゴム製のシートを屋上やベランダに貼り付けて雨水の侵入を防ぐ工法です。
工場で均一に作られたシートを使うため、ムラが出にくく、安定した品質で仕上げられるのが大きな特徴です。
メンテナンスの手間も比較的少なく、長く安心して使える防水工法として、戸建て住宅からアパートやビル、工場など多くの建物で採用されています。
耐久性と費用のバランスが良い“コスパの高い防水工事”として人気があります。
▼中でも、塩ビシート防水が主流!
使用される素材にはゴムシートなどもありますが、一般的には耐久性が高く耐用年数13〜15年程度の塩ビシートが主流です。
シート防水のメリット・デメリット
メリット
シート防水の大きな魅力は、耐久性が高く、長期間メンテナンスの手間が少ない点です。
特に塩ビシートは紫外線や熱に強く、適切に施工すれば13〜15年ほど長持ちします。
シートを上からそのまま被せる工法のため、下地の種類を選ばず施工でき、従来の防水層が別の工法でも問題ありません。
長持ち・高品質・効率の良さから、多くの建物で選ばれている防水工法です。
デメリット
一方で、シート防水は複雑な形状には不向きという弱点があります。
凹凸が多い場所や設備が多い屋上では、シートを隙間なく貼ることが難しく、継ぎ目から雨水が入り込むリスクが高まります。
長い耐用年数やメンテナンスの少なさを考えると、コストパフォーマンスが良い工法です。
シート防水の注意点
シート防水は、施工の技術力が仕上がりを大きく左右する工法です。
特に重要なのは「継ぎ目」や「端部」の処理。ここが甘いと雨水が侵入し、せっかくの防水性能が低下してしまいます。
また、接着面の乾燥状態や現場の温度・湿度なども施工品質に影響するため、経験豊富な専門業者に依頼することが欠かせません。
シート防水の施工工程
施工前
既存シート防水の撤去
下地木材の新規合板施工
ジョイントテープ貼り
ボンド塗布
塩ビシート施工
端部には液シール施工
端末処理
トップコート塗布
防水工事完了
シート防水の費用相場
横浜市鶴見区(株)成田屋商店では、以下の費用でシート防水の工事を承っております。
※足場代やその他の工事は別途
その他サービス・料金はこちら
防水工事の代表的な種類
お家のベランダやバルコニーの防水には、シート防水以外にも、ウレタン防水・FRP防水などさまざまな工法があります。
| ウレタン防水 | FRP防水 | シート防水 | |
| 工法 | ウレタン樹脂を塗り重ねて防水層を作る | FRPシートを貼り、樹脂で固める | 塩ビやゴム製の防水材を貼る |
| 耐用年数 | 8-10年 | 10-12年 | 10-15年 |
| 特徴 | ・継ぎ目のなり綺麗な仕上がり ・柔軟性が高く、ひび割れにくい ・比較的安価 |
・FRP=ガラス繊維強化プラスチック ・キズが付きにくく高耐久 |
・広い面積を一度に施工可能できる ・メンテナンスの手間が少ない |
ご自宅の環境や状況に合わせた最適な選択が防水層を長持ちさせるポイントです。
シート防水に関してよくある質問(Q&A)
Q. シート防水は自分でもできますか?
A. シート防水はDIYには向いていません。
下地処理や溶着など専門的な技術が必要で、施工に失敗すると雨漏りや追加の補修費用につながるためです。確実に仕上げるためには、専門業者に依頼することをおすすめします。
Q. シート防水に適した素材はありますか?
A. シート防水には、耐候性や施工性に優れ、耐用年数も長い塩ビシート(塩化ビニル系シート)が適しています。
ただし、複雑な形状の場所では施工が難しい場合もあるため、現場の状況に合わせて素材を選ぶことが重要です。
Q. シート防水施工の注意点はありますか?
A. シート防水を施工する際は、下地をしっかり乾燥させ、汚れや凹凸を取り除いたうえで作業することが大切です。
シートの継ぎ目や端部はコーキング材で丁寧に処理し、貼り付ける際には空気が入らないよう均一に密着させる必要があります。
これらを守ることで長期間、防水性能を維持できますが、いずれも高度な技術が求められるため、専門業者への依頼が安心です。
Q. シート防水と塗膜防水の違いは?
A. シート防水は塩ビシートなどを貼り付ける工法で、工期が短く仕上がりが均一という特徴がありますが、複雑な形状の場所には向いていません。
一方、塗膜防水は液状の樹脂を塗って固める方法で、継ぎ目がなく複雑な形状にも対応できますが、厚みが均一になりにくく乾燥に時間がかかることがあります。
それぞれ特徴が異なるため、建物の形状や求める仕上がりに合わせて工法を選ぶことが大切です。
Q. シート防水とウレタン防水の違いは?
A. シート防水は屋上など広い平面に適していて、工期が短いというメリットがあります。
ウレタン防水は液体を塗る工法のため、複雑な形状でも施工しやすく、比較的コストを抑えやすいのが特徴です。
どちらが適しているかは、建物の形状や耐久性の要望によって変わるため、現場の状況に合わせて選択することが重要です。
横浜市、川崎市の防水工事なら(株)成田屋商店にお任せください!
横浜市、川崎市密着の雨漏り修理・屋根の修理専門店(株)成田屋商店では、屋上やベランダの防水工事にも対応しております。
ただいまご相談・診断・お見積りの提出まで無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
皆様のご来店・お問合せを心よりお待ちしております。
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この記事の監修者

かわらぶき技能士/瓦屋根工事技士/瓦屋根診断技士/一般建築物石綿含有建材調査者
代表取締役 成田 健
横浜市地域密着の屋根・外壁リフォーム専門店として、横浜市、川崎市にお住まいの皆様に向けて有益な情報を発信しています。お客様の疑問に答え、分かりやすい情報提供を心がけています。






















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