横暖ルーフ（ニチハ）の魅力を徹底解説～屋根の断熱にもおすすめ～｜横浜市鶴見区 屋根の修理専門店（株）成田屋商店

皆さま、こんにちは。

横浜市鶴見区 屋根の修理専門店(株)成田屋商店、スタッフの成田です。

屋根のリフォームやメンテナンスを検討する際、「どんな屋根材を選ぶか」は住まいの快適性や省エネ性に大きな影響を与えます。特に注目したいのが、断熱性能に優れた屋根材です。屋根は住宅の中でも最も外気の影響を受けやすい部分であり、夏は太陽熱を直接受け、冬は外の冷気を伝えやすい構造になっています。
そのため、屋根材自体に断熱性を備えたものを選ぶことは、室内環境の安定や冷暖房費の削減にもつながります。

今回ご紹介する「横暖ルーフ（よこだんルーフ）」は、ニチハ株式会社が製造する金属屋根材の中でも特に人気が高いシリーズです。軽量でありながら断熱性・遮熱性・耐久性に優れており、「屋根の断熱を重視したい」という方に最適な製品として多くの屋根リフォーム現場で採用されています。

▼この記事はこんな方のお役に役立ちます▼ 横浜市、川崎市で屋根修理をご検討中の方 横浜市、川崎市で雨漏り修理をご検討中の方 横浜市、川崎市で屋根リフォームをご検討中の方 横浜市、川崎市で屋根カバーをご検討中の方 横浜市、川崎市で屋根葺き替えをご検討中の方

横暖ルーフとは？

横暖ルーフは、ニチハ株式会社から25年前に販売されている断熱材付きの金属屋根材です。一般的な金属屋根は、金属板だけで構成されることが多く、断熱性能を確保するには別途屋根裏などに断熱材を施工する必要があります。
しかし横暖ルーフは、あらかじめ硬質ウレタンフォーム断熱材を一体化しているため、屋根材そのものに高い断熱性を備えています。

横暖ルーフの基本構造

• 表面材：塗装高耐食GLめっき鋼板（ガルバリウム鋼板系）
  　→ 錆びにくく、遮音機能付きで長寿命。

• 断熱材：硬質ウレタンフォーム（厚み約12〜17mm）
  　→ 高い断熱性と遮音性を発揮。

• 裏面材：アルミラミネート加工紙など
  　→ 断熱材を保護しつつ、屋根裏への熱伝導を抑える役割。

この三層構造により、横暖ルーフは軽量でありながら、金属屋根の弱点である“熱の伝わりやすさ”を克服しています。

↑【ニチハ】横暖ルーフHPより

---

―「横浜市で屋根修理って、どこに頼めばいいの？」とお悩みの方へ―

横浜市の屋根修理は、ぜひ私たち横浜市鶴見区  屋根修理・外壁塗装の専門店 (株)成田屋商店にお任せください！

↓来店予約・お問い合わせはこちらから↓

  　

横暖ルーフの特徴

横暖ルーフの断熱・遮熱性能

屋根材の性能を語る上で最も注目すべきは「断熱」と「遮熱」です。
横暖ルーフは、断熱材と遮熱鋼板の組み合わせにより、一般的な金属屋根材よりも一日の屋内側温度推移に約25℃程度の差があるという試験結果が公表されています（メーカー試験データより）。

断熱のポイント

一体成型されたウレタンフォーム断熱材が、屋根面からの熱の侵入を大幅にカット。

冬場は、室内から屋根へ逃げる熱を抑えることで、暖房効率を高める効果も。

↑【ニチハ】横暖ルーフHPより

遮熱のポイント

• 表面材には、太陽光を反射する遮熱塗装を採用。

• 真夏の強い日差しでも、屋根表面温度の上昇を抑え、屋根裏の熱こもりを軽減。

このように、断熱と遮熱の両方の性能を備えていることが、横暖ルーフの大きな魅力です。

↑【ニチハ】横暖ルーフHPより

軽量で建物にやさしい構造

金属屋根材のもう一つの大きな特徴が、「軽さ」です。
横暖ルーフは1㎡あたりおよそ5kg前後と非常に軽く、一般的な瓦屋根の約1/10程度、スレート屋根と比べても約１/４の重さです。

軽い屋根は、

• 建物への負担を減らす

• 耐震性の向上につながる

• 既存の屋根の上から施工する「カバー工法」にも適している

といったメリットがあります。

とくにリフォームの場合、既存の屋根材を撤去せずにそのまま覆う「重ね葺き」施工を選べるのは大きな利点です。これにより工期の短縮や廃材の削減にもつながり、環境負荷を抑えた屋根リフォームが可能になります。

↑【ニチハ】横暖ルーフHPより

非常に優れた遮音性

横暖ルーフは、金属屋根でありながら 非常に優れた静音性 を発揮する屋根材です。
断熱材が屋根材と一体になっている構造のため、雨が当たったときの振動が広がりにくく、
金属屋根にありがちな “カンカン” とした響きが抑えられます。

特に

• 雨粒が当たるときの衝撃を吸収し、音が室内まで伝わりにくい

• 屋根材と断熱材の間にできる空気層が高音域の響きを和らげる

といった構造的な特徴が、実際の住環境の静かさにつながっています。

そのため、
従来の金属屋根よりも雨音が気になりにくく、日常生活の中でストレスを感じにくい
という点が大きなメリットです。

↑【ニチハ】横暖ルーフHPより

耐久性・メンテナンス性にも優れる

横暖ルーフの表面材には、「塗装高耐食GLめっき鋼板（ガルバリウム鋼板）」が採用されています。
この素材は、従来のトタンや亜鉛めっき鋼板に比べて、約3〜6倍の耐食性を持つとされており、長期にわたって美観と性能を維持しやすい素材です。

また、横暖ルーフは「継ぎ目（ジョイント）」部分の防水構造もしっかりしており、雨の侵入を防ぐ設計になっています。
金属屋根の中には「熱による伸縮」「重なり部分からの雨漏り」といった懸念がありますが、横暖ルーフはそれらを考慮した高精度な嵌合構造を採用しており、長期間安心して使用できます。

さらに、表面の塗装には高耐候性フッ素樹脂塗装などが採用されたモデルもあり、色あせや汚れに強いのも特徴です。
定期的な塗り替えを必要としないため、メンテナンスの手間とコストを抑えたい方にも向いています。

デザイン性も高い屋根材

横暖ルーフは機能性だけでなく、見た目の美しさにも配慮されています。
シンプルでフラットな横葺きデザインは、現代的な住宅にも和風住宅にもマッチしやすく、外観の印象をすっきりと整えます。金属屋根でありながら、無機質になりすぎない質感を実現しているのも人気の理由の一つです。

↑【ニチハ】横暖ルーフHPより

↑【ニチハ】横暖ルーフHPより

横暖ルーフの注意点

初期費用はスレートより高い

耐久性の高い屋根材なので、
“長く使える分、初期費用はスレートより上がる” という側面があります。
ただ、
・メンテナンス頻度が減る
・葺き替えサイクルが長い
といった長期的なコストメリットがあるため、総合的には十分に選ぶ価値があります。

施工には一定の専門性が必要

横暖ルーフは軽量で扱いやすい屋根材ですが、
「誰が施工しても同じ品質になる」タイプではありません。

理由は以下の通りです：

• 一体型の断熱材が内部にあるため、カットや納まりの理解が必要

• 横葺き屋根特有のジョイント部の処理に技術差が出やすい

• 棟・ケラバなど、金属屋根特有の役物（細かい部材）の取り付け精度が重要

つまり、
“素材そのものが難しい”というより、施工者の経験で仕上がりの品質が変わる
と言えます。

しかし裏を返すと、

🔹 経験豊富な業者が施工すれば非常に安定した品質が出る屋根材
🔹 施工検証がしやすいため、むしろ管理しやすい部類

というメリットにもなります。

横暖ルーフの施工事例

横浜市鶴見区（株）成田屋商店では、横暖ルーフの施工を数多く手がけています。以下に、当社で実際に行った横暖ルーフの施工例をご紹介します。

横暖ルーフαプレミアムSをカバー工法で施工
超高耐候の「フッ素樹脂遮熱鋼板」を採用したモデルで、高意匠・高気密・高断熱に優れ、充実した長期保証が特徴です。

 

他のガルバリウム鋼板屋根との比較

同じガルバリウム鋼板系の屋根材として、「スーパーガルテクト」なども人気があります。
横暖ルーフとスーパーガルテクトを比較すると、性能面ではほぼ同等ですが、横暖ルーフはやや価格を抑えられるケースが多いといわれています。

つまり、「高性能な断熱付きガルバリウム屋根を選びたいけれど、コストも気になる」という方には、横暖ルーフが非常にバランスの取れた選択肢となります。

どちらも優れた屋根材ですが、最終的にはデザイン・予算・施工業者の取り扱いなどを比較して決めるのが良いでしょう。

↓ブログでも紹介（スーパーガルテクト）
スーパーガルテクトで変わる屋根リフォーム、横浜市で人気の高性能屋根材とは？｜ 屋根の修理専門店（株）成田屋商店｜ブログ｜横浜の屋根修理・雨漏り工事専門店｜(株)成田屋商店

まとめ

屋根の断熱性能を重視するなら、横暖ルーフ（ニチハ）は非常におすすめの屋根材です。
断熱材と遮熱鋼板を一体化した構造で、夏の暑さも冬の寒さもやわらげ、軽量で長持ちする優秀な金属屋根材です。
性能・デザイン・コストのバランスが良く、初めての屋根リフォームにも適しています。

屋根の断熱性を高めて、快適で長く住める家づくりを考えている方は、横暖ルーフをぜひ選択肢の一つに入れてみてください。

↓今回紹介したニチハの横暖ルーフのHPはこちら

金属製屋根材　センタールーフ｜商品情報｜ニチハ株式会社

横浜市、川崎市の屋根修理なら（株）成田屋商店にお任せください！

ガルバリウム鋼板や横暖ルーフをご検討中の方は、ぜひ一度成田屋商店までご相談ください。

横浜市、川崎市密着の 屋根の修理・外壁塗装の専門店（株）成田屋商店では、ただいまご相談・診断・お見積りの提出まで無料で承っております。

皆様のご来店・お問合せを心よりお待ちしております。

↓来店予約・お問い合わせはこちらから↓

  　

成田屋商店の施工事例はこちら