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屋根カバー工法とは?葺き替えと迷った時の基礎知識と判断ポイント|横浜市鶴見区 屋根の修理専門店(株)成田屋商店

屋根カバー

皆さま、こんにちは。

横浜市鶴見区 屋根の修理専門店(株)成田屋商店、成田Aです。

「そろそろ屋根リフォームの時期かもしれない」「屋根カバー工法か葺き替えか迷っている」
そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

近年、スレート屋根のメンテナンス方法として人気が高まっているのが、
“屋根カバー工法(重ね葺き)”です。
この工法は、古い屋根を撤去せずに新しい屋根材を上からかぶせる方法で、
「費用を抑えつつ、見た目も性能も一新できる」屋根リフォームとして注目を集めています。

屋根は防水性と耐久性を維持することがとても重要です。
工法を間違えると、せっかくの屋根リフォームが数年で不具合を起こしてしまうこともあります。

この記事では、
・屋根カバー工法とは
・スレート屋根リフォームのメリットと注意点
・屋根カバー工法における施工の流れ
について、初心者の方にもわかりやすく解説します。ぜひ参考にしてみてください。

本記事では、横浜市・川崎市にお住いのみなさまに向けて、 屋根の修理専門店ならではの目線でお伝えします。

▼この記事はこんな方のお役に役立ちます▼

  • 横浜市、川崎市で屋根修理をご検討中の方
  • 横浜市、川崎市で雨漏り修理をご検討中の方
  • 横浜市、川崎市で屋根リフォームをご検討中の方
  • 横浜市、川崎市で屋根カバーをご検討中の方
  • 横浜市、川崎市で屋根葺き替えをご検討中の方

屋根カバー工法とは<横浜市>

屋根カバー工法とは、既存の屋根を撤去せず、その上に新しい屋根材を重ねて施工する屋根リフォーム方法です。
「重ね葺き工法」とも呼ばれ、葺き替え工事と並ぶ主要な屋根リフォームの一つです。

この工法の最大の特徴は、「古い屋根を撤去しない」点にあります。
通常の葺き替え工事では、既存屋根をすべて剥がして下地を新しく作り直しますが、
屋根カバー工法では、古い屋根の上に防水シート(ルーフィング)を敷き、新しい屋根材を重ねて仕上げます。
つまり、屋根の構造を二重にして防水性と耐久性を高める施工方法です。

屋根カバー工法のメリット・デメリット〈横浜市〉

「メリットのイラスト文字」「デメリット」のイラスト文字

メリット

1. 屋根を撤去しないため工期が短い

屋根を剥がす手間がないため、作業期間が短く済みます。
横浜市のような住宅密集地では、工事による騒音やほこりの影響をできるだけ抑えたいという要望も多く、屋根カバー工法はその点で適しています。

2. 廃材が少なく環境負荷を軽減

既存屋根を残すことで、産業廃棄物の発生を最小限に抑えられます。
廃材処分費用も削減できるうえ、環境面への配慮という点でも注目されています。

3. 断熱性・遮音性の向上

屋根が二重構造になることで、外気温の影響を受けにくくなります。
夏は室温の上昇を防ぎ、冬は暖かさを保ちやすくなるため、快適な室内環境を維持しやすくなります。

4. 美観の改善

劣化や色あせが進んだ屋根も、新しい屋根材を重ねることで見違えるように美しくなります。
外壁塗装と併せて施工すれば、住宅全体の印象を大きく変えることが可能です。

デメリット

1. 建物の重量が増加する

新しい屋根材を重ねる分、構造全体の重量が増します。
ただし、現在主流の金属屋根は非常に軽量であり、木造住宅でも施工可能な場合が多いです。
それでも、施工前に建物の構造強度を確認することが欠かせません。

2. 下地の劣化を直接確認できない

屋根を撤去しないため、下地の腐食や雨漏りの進行を見落とすおそれがあります。
施工前には内部状態をしっかり確認することが重要です。

3. すべての屋根に対応できるわけではない

瓦屋根や、雨漏り・腐食が広範囲に進行している屋根には屋根カバー工法の対応不可。
そのため、事前の現地調査が不可欠です。

屋根カバー工法の向き不向き〈横浜市〉

屋根カバー工法ができる屋根

屋根 色あせ

• スレート屋根(コロニアル)
 最も一般的に採用されるケースです。
 スレートの表面が傷んでいても、下地が健全であれば問題ありません。
• 金属屋根
 既存の金属屋根の上に新しい金属屋根を重ねることも可能です。
 錆びが軽度であれば、十分に施工可能な場合があります。
• 下地がしっかりしている屋根
 雨漏りの症状がなく、野地板や垂木が健全であれば、構造的な問題はほとんどありません。

屋根カバー工法ができない屋根

瓦屋根

• 瓦屋根
 瓦屋根以外にも、凹凸のある屋根には屋根カバーできません。
• 雨漏りや腐食が進んでいる屋根
 既に内部の木材が腐っている場合、屋根カバー工法をしても根本的な解決にはなりません。
 こうした場合は、屋根を取り除いて下地から修繕する必要があります。

屋根カバー工法の流れ〈横浜市〉

屋根カバー工法は、主に次のような手順で進みます。

1. 現地調査と診断

屋根調査

まず、屋根の現状を確認します。
ひび割れ、色あせ、錆びなどを調べ、下地や防水シートの状態も確認します。
この時点で「屋根カバー工法が可能か」「葺き替えが必要か」が判断されます。

2. 足場の設置と養生

足場

安全に作業するため、建物の周囲に足場を組みます。
また、作業に伴うリスクや近隣住宅への影響を最小限に抑えるため養生シートで保護します。

3. 既存屋根の清掃と補修

屋根カバー

表面の汚れやコケを取り除き、棟板金や雪止めを撤去して屋根を平らな状態にします。
劣化がひどい箇所には補強を行い、下地を整えます。

4. 防水シート(ルーフィング)の施工

ルーフィング

既存屋根の上に新しい防水シートを敷設します。
この防水シートが雨水の侵入を防ぎ、屋根全体の寿命を延ばします。

5. 新しい屋根材の取り付け

屋根修理

防水シートの上に新しい屋根材を重ね、ビスや釘でしっかり固定します。
重なり具合や仕上がりを丁寧に調整し、見た目と防水性能を両立させます。

6. 棟板金・仕上げ処理

棟板金

屋根の頂上部分に棟板金を取り付け、雨水が入らないよう密閉します。
全体の確認後、細部の仕上げや清掃を行って完了です。

7. 完成

エコル

横浜市、川崎市の屋根修理なら(株)成田屋商店にお任せください!

屋根カバー工法は、既存の屋根を活かしながら新しい屋根を重ねる、効率的で環境にもやさしい屋根リフォーム方法です。
葺き替えと比べて工期が短く、廃材が少ないため、住宅街が多い横浜市でも人気があります。

ただし、すべての住宅に適しているわけではありません。
下地の劣化が進んでいたり、屋根の形状が複雑だったりする場合は、屋根カバー工法が不向きなこともあります。
そのため、まずは屋根の専門家による現地調査を受け、建物の状態を正確に診断してもらうことが大切です。

横浜市、川崎市密着の 屋根の修理専門店(株)成田屋商店では、ただいまご相談・診断・お見積りの提出まで無料で承っております。

皆様のご来店・お問合せを心よりお待ちしております。

↓来店予約・お問い合わせはこちらから↓

   

この記事の監修者

記事監修者 成田 健

かわらぶき技能士/瓦屋根工事技士/瓦屋根診断技士/一般建築物石綿含有建材調査者

代表取締役 成田 健

横浜市地域密着の屋根・外壁リフォーム専門店として、横浜市、川崎市にお住まいの皆様に向けて有益な情報を発信しています。お客様の疑問に答え、分かりやすい情報提供を心がけています。

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