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遮熱ルーフエアテックスで室内温度が−2℃、通気層を設けた施工手順を解説|横浜市鶴見区 屋根の修理専門店(株)成田屋商店

遮熱ルーフエアテックス

皆さま、こんにちは。

横浜市鶴見区 屋根の修理・外壁塗装の専門店()成田屋商店、スタッフの川崎です。

「2階の部屋が暑い」「屋根裏の湿気や暑さが気になる」そんなお悩みは、屋根からの熱が原因かもしれません。

今回は、遮熱性と透湿性を兼ね備えた「遮熱ルーフエアテックス」の施工についてご紹介します。

本記事では、横浜市・川崎市にお住いのみなさまに向けて、 屋根の修理・外壁塗装の専門店ならではの目線でお伝えします。

▼この記事はこんな方のお役に役立ちます▼

  • 横浜市、川崎市で屋根修理をご検討中の方
  • 横浜市、川崎市で雨漏り修理をご検討中の方
  • 横浜市、川崎市で屋根リフォームをご検討中の方
  • 横浜市、川崎市で屋根カバーをご検討中の方
  • 横浜市、川崎市で屋根葺き替えをご検討中の方

遮熱ルーフエアテックスとは〈横浜市〉

夏の強い日差しによる熱の侵入を防ぎつつ(遮熱性)、屋根内部の湿気を外に逃がす(浸透性)ことができる高性能ルーフィング材

遮熱・防水・透湿の3つの性能で、快適で長持ちする住まいを守ります。

太陽の熱を反射して室内の暑さを軽減

夏の室内が暑くなる大きな原因は、屋根から伝わる「輻射熱(ふくしゃねつ)」です。
太陽光で熱くなった屋根が電磁波のように熱を室内へ伝えてしまうことで、部屋の温度が上がります。

遮熱ルーフエアテックスは、太陽からの熱を反射して屋根裏への熱の伝わりを抑制。

真夏を想定したサーモグラフィー実験では、一般的なアスファルトルーフィングと比べて、野地板裏面の温度を約6〜8℃低下させる効果が確認されています⇩

雨水を通さず、くぎ穴からの漏水も防止

屋根材を固定する際、釘やビスがルーフィングを貫通しますが、その釘穴から雨水が染み込むと、野地板(屋根の下地)を傷める恐れがあります。

遮熱ルーフエアテックスは、くぎ穴部分の防水性(止水性)を厳しく試験しており、24時間の水位低下が平均5mm以下という高い防水性能が確認されています⇩

これにより、釘穴からの漏水リスクを最小限に抑えます。(試験詳細はカタログをご覧ください)

湿気を外に逃がし、屋根内部の劣化を防ぐ

屋根内部にこもった湿気は、放置すると結露の原因となり、野地板や構造材を腐らせてしまうことがあります。

屋根裏の換気が不十分な場合、湿気が逃げ場を失い、下の写真のように結露による雨漏りや腐食につながります。

⇩遮熱ルーフエアテックスは、湿気を外に逃がす透湿性能を備えているため、屋根内部を常に乾いた状態に保ちます。


その結果、木材の腐朽を防ぎ、屋根全体の耐久性と寿命を大幅に向上させます。


―「横浜市で屋根修理って、どこに頼めばいいの?」とお悩みの方へ―

横浜市の屋根修理は、ぜひ私たち横浜市鶴見区  屋根修理・外壁塗装の専門店 ()成田屋商店にお任せください!

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遮熱ルーフエアテックスの施工手順〈横浜市〉

野地板の清掃

既存屋根材および下葺き材を撤去した後、野地板面を綺麗に清掃します。
※釘頭などが突き出ていたり、突起物がある場合は、野地板面に合わせて平滑にします。

屋根工事

野地板(屋根下地)の状態をしっかり確認
葺き替え工事では、古い屋根材をすべて取り外すため、普段は見えない下地(野地板)の状態を直接確認できます。
腐食や傷みが見つかった場合は、その場で補修を行えるため、雨漏りの原因を早期に解消でき、雨漏り防止につながります。

遮熱ルーフエアテックスを施工

軒先より張り始め、屋根の流れ方向に対して垂直に横張りします。上下の重ね幅は100mm以上
※固定時は専用のタッカ―で腐食しにくい材質(ステンレス等)を使用します。
遮熱ルーフエアテックス
遮熱シートは太陽光を反射させるため、専用メガネを着用して施工しました。

▼遮熱ルーフエアテックス施工のポイント▼
雨漏りしやすい箇所(大隅部・隅棟部・谷部など)は、規定に応じて増し張りをします。確実な雨仕舞で雨漏りのリスクを軽減させます。

遮熱ルーフエアテックス施工完了
遮熱ルーフエアテックス

軒先水切りを施工
水切り板金

屋根の先端(軒先)に取り付ける板金=「軒先水切り」とは❓

屋根を流れた雨水が軒先から内部に入り込むのを防ぎ、雨漏りや屋根材・軒部分の腐食を防ぐ役割があります。

の影響を受けやすい屋根先端をしっかり押さえることで、台風や強風による屋根材の浮き上がりを防ぐ効果あります。

水切り板金

通気下地の施工

通気のための垂木を既存の下地に留め付けます。

遮熱ルーフエアテックス

その上に合板(野地板)を施工します。

遮熱ルーフエアテックス

✔ 遮熱ルーフエアテックスと屋根材の間に空間を確保

遮熱ルーフエアテックスの効果を最大限に発揮させるために、屋根材とルーフィングの間に空気の通り道(通気層)をつくることが大切です。
今回の施工では、垂木(たるき)を設置して通気層を確保し、屋根内部の湿気を外へ逃がせるようにしました。

この構造により、遮熱性・断熱性・通気性が向上し、屋根内部の温度上昇や結露を防ぐ効果が高まります。

下地施工
屋根工事

ルーフィング施工
屋根工事

✔ TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィングを使用
成田屋商店が一番お勧めするルーフィング、耐用年数が30年と長く安心。防水性・耐久性に優れています。

屋根材タフビームを設置

屋根工事

タフビームは吊子部分が一体成型されているため、継ぎ目から雨水が入りにくく防水性に優れています。

本来の縦葺き屋根材は、吊子部分が別になっており下地木材が必要でしたが、タフビームは木材を使用しないため、耐候性に優れています。

⇩軒先通気で屋根内部の通気性を確保
屋根 遮熱

完成

注意点:遮熱ルーフエアテックスは陸屋根には使用不可。1寸以上の屋根勾配に対応

横浜市、川崎市の屋根修理なら(株)成田屋商店にお任せください!

 

実際に遮熱ルーフエアテックスを施工したお客様からは、「室内の温度が1〜2℃下がった」というお声をいただいています。

屋根からの熱が気になる、部屋の暑さを少しでも和らげたいという方は、ぜひ一度ご相談ください。

横浜市、川崎市密着の 屋根の修理・外壁塗装の専門店(株)成田屋商店では、ただいまご相談・診断・お見積りの提出まで無料で承っております。

皆様のご来店・お問合せを心よりお待ちしております。

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この記事の監修者

記事監修者 成田 健

かわらぶき技能士/瓦屋根工事技士/瓦屋根診断技士/一般建築物石綿含有建材調査者

代表取締役 成田 健

横浜市地域密着の屋根・外壁リフォーム専門店として、横浜市、川崎市にお住まいの皆様に向けて有益な情報を発信しています。お客様の疑問に答え、分かりやすい情報提供を心がけています。

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