コロニアル屋根には塗装・カバー・葺き替えどれが最適?選び方と注意点を徹底解説|横浜市鶴見区 屋根の修理専門店(株)成田屋商店
皆さま、こんにちは。
横浜市鶴見区 屋根の修理・外壁塗装の専門店(株)成田屋商店です。
コロニアル屋根は軽量でデザイン性も高く、横浜市をはじめ全国的にも人気な屋根材です。しかし、年数が経つと色あせやひび割れなどの劣化が避けられません。
この記事では、コロニアル屋根の種類や劣化症状、最適なメンテナンス方法をご紹介します。ご自宅に合った屋根リフォーム方法を見つける参考にしてください。
本記事では、横浜市・川崎市にお住いのみなさまに向けて、屋根の修理・外壁塗装の専門店ならではの目線でお伝えします。
▼この記事はこんな方のお役に役立ちます▼
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目次
コロニアル屋根とは?〈横浜市〉
コロニアルは、セメントに繊維素材を混ぜてつくられた薄い板状の屋根材です。
横浜市をはじめ全国の住宅で広く使われており、軽量で建物への負担が少なく、見た目もスタイリッシュなことから人気があります。
コロニアル屋根のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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コロニアル屋根のアスベストに関して
✅2000年以前のコロニアル屋根には「アスベスト(石綿)」が入っていた
アスベストは非常に細かい繊維状の鉱物で、耐久性や耐火性に優れていたため、2000年以前は屋根材としてもとても重宝されていました。
そのため、当時のコロニアルは丈夫で長持ちしやすい屋根材でした。
✅2006年 アスベストを含む製品の製造・使用が全面的に禁止
後にアスベストが人体に悪影響を及ぼすことがわかり、使用が大きな問題となりました。
日本では2006年にアスベストを含む製品の製造・使用が全面的に禁止され、建材としての利用も順次規制が強化されていきました。
✅この規制により、コロニアルも「ノンアスベスト」の製品へと切り替わった
安全性は高まった一方で、当初のアスベストに代わる素材ではどうしても強度が落ち、以前のものよりも割れやすくなるという課題が生まれました。
現在では、ノンアスベストのコロニアルでも耐久性が高く20-30年もつものが製造・販売されています。
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横浜市の屋根修理は、ぜひ私たち横浜市鶴見区 屋根の修理・外壁塗装の専門店 (株)成田屋商店にお任せください!
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コロニアル屋根の種類〈横浜市〉
ここではコロニアルの中でもよく使われている代表的な種類を3つご紹介します。
コロニアルNEO
耐用年数:10-15年
コロニアルNEOは、アスベストを含まない「ノンアスベスト」のスレート屋根材です。
アスベストが規制され始めた時期(製造期間:2001年4月から2007年12月まで)に製造されており、当初は安全性の高い屋根材として登場し注目されていました。
一方で、従来品に比べてもろく築10年を過ぎた頃から割れや欠けが出始め、15年を超えるとひび割れや損傷が一気に増えるのが特徴です👇
築20-25年のお家では、コロニアルNEOが使われているケースがたまに見られます。
コロニアルNEOのひび割れや欠けでお悩みの場合、劣化が広がる前の早めの補修がおすすめです。
コロニアルクァッド
耐用年数:20-25年
コロニアルクァッドは、ケイミューのコロニアルシリーズの中でも最もベーシックな標準グレードの屋根材です。
新築やリフォームでも広く使用されており、コストを抑えながら耐久性とデザイン性を兼ね備えているのが特徴です。
表面にはアクリルコートが施されていて、紫外線による色あせを防ぎ、長持ちする工夫がされています。
✔ 「費用を抑えつつ安心できる屋根にしたい」という方におすすめ!
安全に長く使うためには、10年ごとに塗装メンテナンスを行うことが推奨されています。
コロニアルグラッサ
耐用年数:25-30年
コロニアルグラッサは、ケイミューのコロニアルシリーズの中でも紫外線に強く、色あせしにくい「グラッサコート」を採用した屋根材です。
紫外線に強い特殊塗装で色あせや劣化を防ぎ、長期間美観と耐久性を維持できるのが特徴です。
メンテナンスの手間を減らしつつコストパフォーマンスも高いため、長持ちする屋根を求める方におすすめです。
✔ 「より長持ちする屋根材にしたい」という方におすすめ!
▼比較表▼
コロニアルNEO | コロニアルクァッド | コロニアルグラッサ | |
耐久性 | △ | 〇 | ◎ |
美観・色持ち | △ | 〇 | ◎ |
価格 | - | ◎ | 〇 |
メンテナンス性 | △ | 〇 | ◎ |
コロニアル屋根の劣化症状〈横浜市〉
築10年頃~
紫外線や雨風の影響で塗膜が劣化し、防水性が低下してきます。
● 色あせ
● コケやカビの発生
築15〜25年
屋根材の防水性が低下すると、ひび割れや欠けが発生しやすくなります。
● ひび割れや欠け
● 棟板金の浮き
築25年以上経過
屋根材の下にある防水シートも劣化してくるため雨漏りや下地材が腐食するリスクが高まります。
劣化を放置するとどうなる?
コロニアル屋根の劣化を放置すると、防水性が失われて隙間から雨水が屋根の内部に入り込みます。
その結果下地材が腐食したり、建物全体の寿命を縮めたりする原因になります。
最初は小さなひびやコケでも、そのままにしておくと雨漏りへと発展してしまうため、定期的な点検と早めの対応がとても重要です。
コロニアル屋根のメンテナンス方法〈横浜市〉
屋根塗装で対応できるケース
コロニアル屋根は表面の塗膜が劣化すると、防水性が落ちて雨水を吸いやすくなります。
色あせや軽いコケ・汚れ程度であれば、塗装によるメンテナンスで十分対応可能です。
築10年前後での塗装は屋根を長持ちさせるために効果的で、比較的コストも抑えられるのがメリットです。
コロニアルNEOは塗装できない
コロニアルNEOは耐用年数が10〜15年程度とされています。
築10年を過ぎると割れやひびが見られ始め、15年を超えると損傷が急増します。
雨漏りのリスクが高まる前に、ひび割れや欠けが目立ってきた段階で早めに葺き替えを検討するのがおすすめです。
※複数の割れや損傷がある場合は、塗装や部分補修では十分な効果が得られません。
塗装はあくまで表面の「お化粧」にすぎず、時間が経てば再び塗膜が剥がれてしまいます。
塗装よりも長持ちする「カバー工法」とは
既存のコロニアル屋根の上に新しい防水シートを敷き、新しい軽量の屋根材(ガルバリウム鋼板など)をかぶせる工法
既存のコロニアルを撤去する必要がないため、工期が短く(約3-5日)費用を抑えられるのがメリットです。
手軽に屋根を新しくして寿命を延ばすことが出来るカバー工法は、横浜市でも人気の屋根リフォーム方法です。※下地材がすでに傷んでいる場合、カバー工法では対応不可
メリット | デメリット |
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「葺き替え」が必要になるケース
既存のコロニアルをすべて撤去して、新しい屋根材に取り替える工事
美観が回復するでなく、下地の劣化状態も確認でき不具合があれば補修するため、雨漏り防止や建物全体の寿命を延ばすことができます。
- 築25年以上経過している
- ひび割れや欠けが複数ある
- 雨漏りが発生している
このような場合は屋根の下地材まで傷んでいる可能性があるため、葺き替えが必要になることがあります。
メリット | デメリット |
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✅ 長期的に屋根全体の安心を確保したい方には、屋根の葺き替え工事がおすすめです。
コロニアル屋根に関するよくある疑問Q&A〈横浜市〉
塗装・カバー・葺き替えはどれを選べばいい?
A.コロニアル屋根のメンテナンス方法は、屋根の状態や築年数によって選ぶべき方法が異なります。
- 築10年前後で軽い色あせや汚れ、コケ程度なら塗装で対応可能。費用も比較的安く済みます。
- 軽度のひび割れや欠けは、既存屋根の上から新しい屋根材を重ねるカバー工法がおすすめ。工期が短く費用も抑えられます。
- 下地や屋根材が激しく劣化している、雨漏りが発生している場合は、葺き替えが安心です。費用はかかりますが、耐久性を一から確保できます。
メンテナンス費用は?
A. 塗装<カバー工法<葺き替え
屋根の面積や使用する材料などで価格は変動するため、最低2社から屋根の専門業者に見積もりを依頼して比較するのがおすすめです。
点検はどのくらいの頻度ですればいい?
A. コロニアル屋根は、5年ごとに点検するのが目安です。
特に築10年を超えると劣化が進みやすいため、色あせやコケ、ひび割れや浮きがないか確認しましょう。台風や大雨のあとには、屋根に損傷がないかチェックすることも大切です。
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所在地:〒230-0002 神奈川県横浜市鶴見区江ケ崎町21-1
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コロニアル屋根は軽量でデザイン性に優れていますが、経年劣化により色あせやひび割れが発生するため、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
長く安心して住まうために、5年ごとの屋根点検と状態に応じて、塗装・カバー工法・葺き替えで正しいメンテナンスを行いましょう。
屋根や外壁に関するお悩みやご不安がありましたら、お気軽にご相談ください。
横浜市、川崎市密着の屋根の修理・外壁塗装の専門店(株)成田屋商店では、ただいまご相談・診断・お見積りの提出まで無料で承っております。
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この記事の監修者
かわらぶき技能士/瓦屋根工事技士/瓦屋根診断技士/一般建築物石綿含有建材調査者
代表取締役 成田 健
横浜市地域密着の屋根・外壁リフォーム専門店として、横浜市、川崎市にお住まいの皆様に向けて有益な情報を発信しています。お客様の疑問に答え、分かりやすい情報提供を心がけています。