雨漏りはどこから発生する?よくある雨漏りの発生経路を解説|横浜市鶴見区 雨漏り修理専門店(株)成田屋商店
皆さま、こんにちは。
横浜市鶴見区 屋根の修理・雨漏り修理専門店(株)成田屋商店、スタッフの川崎です。
今回は、戸建住宅で最も多い不具合症状「雨漏り」についてよくある発生経路をご紹介します。
住宅の雨漏りリスクを減らすためには、雨漏りが発生しやすい経路を理解し、対策することが大切です。
本記事では、横浜市・川崎市にお住いのみなさまに向けて、 屋根の修理・雨漏り修理専門店ならではの目線でお伝えします。
▼この記事はこんな方のお役に役立ちます▼
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目次
なぜ雨漏りは発生するのか?〈横浜市〉
住宅における雨漏りの大きな原因は「継ぎ目」にあります。
屋根や外壁、窓、扉など多くの部材が組み合わさってできている住宅には必ず継ぎ目があり、その防水処理が不十分だと雨水が入り込みやすくなります。
近年は局地的な大雨や集中豪雨の発生が増えており、これまで以上に雨漏りへの注意が必要です。
実際に、公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査(2023年)でも、戸建住宅で最も多い不具合は「雨漏り」であり、次いで外壁や屋根の「ひび割れ」や「はがれ」が報告されています。
引用元:公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
雨漏りはいつ発生してもおかしくない、誰の住まいでも起こり得る身近な問題です。
―「横浜市で雨漏り修理って、どこに頼めばいいの?」とお悩みの方へ―
横浜市の雨漏り修理は、ぜひ私たち横浜市鶴見区 屋根修理・雨漏り修理の専門店 (株)成田屋商店にお任せください!
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雨漏りの発生経路〈横浜市〉
サイディング外壁の雨漏り
サイディング外壁は板状の外壁材を組み合わせてつくられており、継ぎ目のシーリングが大切な役割を果たしています。
しかし、シーリングがひび割れたり剥がれたりすると、そこから雨水が入り込み、内部の防水シートにまで浸透することがあります。
防水シートに破れや隙間があれば、室内にまで雨漏りしてしまうことも。
サイディング外壁にお住いの方は、シーリングの劣化やサイディング材の割れ・反りなどがないかをよく確認しましょう。
▼サイディング外壁とは?
おもに工場で製作された板状の外壁材で、「窯業系(セメントを主原料としたもの)」や「金属系(ガルバリウム鋼板など)」などの種類があります。
窯業系サイディングは年数が経つと、手で触れたときに白い粉がつく“チョーキング現象”が起きやすくなります。これは塗膜が劣化しているサイン。
築10年程度が塗り替えの時期です。
モルタル外壁からの雨漏り
モルタル外壁は、セメント・水・砂を混ぜた材料を塗って仕上げたもので継ぎ目がないため一見丈夫そうですが、ひび割れが起きやすいのが弱点です。
特に厚み不足や施工時の対策不足、地震や大型車の振動などでもひび割れが発生します。
小さなひび割れでも、下地にある防水紙が破れていれば雨水が建物内部にしみ込んでしまう危険があります。
外壁に多数のひび割れを見つけた場合は、放置せずに専門業者へ相談するようにしましょう。
屋根の接合部からの雨漏り
外壁と屋根が接する部分は、雨水がたまりやすく、雨漏りが起こりやすい箇所です。
● 屋根の棟(むね):屋根のてっぺん部分、屋根の面同士が交わって一番高くなる箇所
棟板金の浮きや剥がれがあれば、隙間から雨水が侵入する恐れがあります。結露による雨漏りも発生しやすい箇所です。
● 屋根のけらば:屋根の端(妻側)部分
通常、けらばには「水切り板金」という部材が取り付けられており、雨水が外壁に回り込まないよう外へ流す役割があります。
しかし、水切り板金が劣化し隙間に雨水が入り込むと、建物内にまで浸入する恐れがあります。
天窓(トップライト)からの雨漏り
天窓は採光に便利ですが、屋根との取り合い部分にすき間ができると、そこから雨水が浸入してしまうことがよくあります。
また、天窓が屋根の雨水の流れをせき止めてしまい、水がたまって雨漏りにつながるケースもあります。
煙突や屋根に取り付けられた装飾物なども同じようなリスクを抱えています。
天窓の雨漏りでお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。
バルコニーの雨漏り
バルコニーは、床や壁に「防水層」が施工されていて、雨水の侵入を防ぐ仕組みになっています。
しかし、この防水層にひび割れやはがれができると、そこから雨漏りが発生してしまいます。特に、床の勾配が不十分で水が流れにくい場合はリスクが高まります。
- 床面の防水層:ひび割れやはがれがないかをチェックし、気になる場合は早めに専門業者へ相談しましょう。
- 立上り部やサッシ下部:床から立ち上がる部分と窓まわりの境目は雨水が入りやすい場所です。施工不良や防水層が低いと雨漏りの原因になります。
- 手すり壁・笠木:手すりの上部(笠木)や外壁との取り合い部分はすき間ができやすく、ねじ穴などからも雨水が侵入することがあります。シーリング材の劣化がないか確認しておくと安心です。
- 排水口:排水口が落ち葉やゴミで詰まると、水があふれて雨漏りの原因に。ストレーナー(ゴミ受け)が正しく設置されているか、詰まりがないかを定期的に確認しましょう。
バルコニーは雨水が直接たまりやすい場所だからこそ、日頃の点検とメンテナンスが大切です。大雨の後に水が溜まっていたり、下の天井に染みが出ていたりしたら、早めにご連絡ください。
雨漏りを防ぐ二重の仕組み〈横浜市〉
住宅では、雨漏りを防ぐために「二段階の防水対策」が取られています。
一段階目の防水
外から見える屋根材や外壁材(瓦、スレート、金属板、サイディング、モルタルなど)が雨水の侵入を防ぎます。
しかし、仕上げ材にはどうしても継ぎ目があるため、そこから雨水が入り込む可能性があります。そこで活躍するのが👇
二段階目の防水
仕上げ材の内側に透湿防水シートなどを施工し、万が一外側から雨水が入っても室内に届かないようになっています。
この内側の防水対策がしっかりしていれば、仕上げ材を通過した雨水も室内までは届かず、雨漏り被害を防ぐことができます。
つまり、住宅は二重の防御で雨から守られています。雨漏りに気づいたら、すぐに対応することが大切です。
天井から水滴が落ちるだけでなく、天井や壁にシミができる、壁紙が浮く、サッシまわりに水滴がつくといった症状も雨漏りのサインです。
もし心当たりがあれば、まずは専門業者に相談しましょう。
雨漏りじゃなくて「結露」かも?
雨漏りに見えても、「結露」が原因の場合があります。
冬の窓ガラスで見られるような結露は、住宅内部でも発生することがあります。
結露による水分はすぐに不具合につながることは少ないですが、長期間湿気が溜まると雨漏りと似た水染みや壁紙の変色が起こることがあります。
壁内で湿気が長く滞ると、木材の腐食など住宅の損傷に繋がります。
予防には、室内の湿度管理や換気が大切です。暖房器具の使用や室内干しの際はこまめに換気し、床下や小屋裏、換気口のほこり詰まりも定期的に確認しましょう。
通気構法や小屋裏換気が適切に機能していれば、結露のリスクを減らすことができます。
雨漏りかもしれないと感じたときは、結露や設備からの漏水も含めて、原因を見極めることが重要です。
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雨どいやバルコニーの排水口は落ち葉や泥で詰まりやすく、詰まると水があふれて雨漏りの原因になります。
屋根や天窓まわりも、落ち葉やゴミが溜まっていないか定期的に確認しましょう。ただし、高所の点検は危険を伴うため、無理をせず専門業者や住宅会社に相談することをおすすめします。
横浜市、川崎市で屋根の雨漏りでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
横浜市、川崎市密着の 天窓修理・屋根の修理の専門店(株)成田屋商店では、ただいまご相談・診断・お見積りの提出まで無料で承っております。
皆様のご来店・お問合せを心よりお待ちしております。
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この記事の監修者
かわらぶき技能士/瓦屋根工事技士/瓦屋根診断技士/一般建築物石綿含有建材調査者
代表取締役 成田 健
横浜市地域密着の屋根・外壁リフォーム専門店として、横浜市、川崎市にお住まいの皆様に向けて有益な情報を発信しています。お客様の疑問に答え、分かりやすい情報提供を心がけています。