屋根漆喰がひび割れ・剥がれてきたら?正しい補修方法と放置するリスク|横浜市鶴見区 屋根の修理専門店(株)成田屋商店
皆さま、こんにちは。
横浜市鶴見区 屋根の修理・外壁塗装の専門店(株)成田屋商店です。
屋根のメンテナンスの中でも意外と見落とされやすいのが「漆喰(しっくい)」です。
瓦屋根をはじめとする日本の伝統的な屋根では、漆喰が重要な役割を担っています。
しかし、年月が経つと漆喰はひび割れたり剥がれたりして劣化が進みます。
普段は目立ちにくいため放置されがちですが、そのままにしておくと雨漏りや瓦の崩落など大きなトラブルにつながる可能性があります。
本記事では、屋根漆喰の基礎知識から劣化症状や原因、放置するリスク、そして正しい補修方法について解説します。
本記事では、横浜市・川崎市にお住いのみなさまに向けて、屋根の修理・外壁塗装の専門店ならではの目線でお伝えします。
▼この記事はこんな方のお役に役立ちます▼
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目次
屋根の漆喰とは何か?〈横浜市〉
漆喰は、石灰を主成分とした自然素材で、古くから建築に使われてきました。
屋根においては、主に瓦と瓦の隙間を埋めるために用いられています。瓦屋根では、棟瓦や鬼瓦の固定、隙間の充填、防水のために漆喰が施工されています。
見た目の仕上げだけでなく、雨水の侵入を防ぎ、瓦を安定させる役割を持っているのです。
つまり、屋根漆喰は「屋根を長持ちさせるための要」ともいえる存在です。
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屋根漆喰の劣化症状は?〈横浜市〉
漆喰が劣化しているかどうかを判断するには、次のような症状を目安にしましょう。
✅ 漆喰の表面に細かいひび割れが入っている
✅ 部分的に漆喰が剥がれ落ちている
✅ 瓦と漆喰の間に隙間ができている
✅ 屋根の下に白い粉やかけらが落ちてきている
✅ 棟瓦の周辺に黒ずみや苔が発生している
これらのサインが見られたら、漆喰が劣化している可能性が高いです。
放置せずに点検や補修を検討する必要があります。
屋根漆喰がひび割れ・剥がれる原因
屋根漆喰が劣化する背景には、さまざまな要因があります。代表的な原因をいくつか挙げます。
1. 経年劣化
屋根漆喰は自然素材であり、常に風雨や日射にさらされています。長年のうちに乾燥や収縮が進み、次第にひび割れや剥がれが生じます。
施工から10〜20年程度が寿命の目安とされることが多く、この頃から劣化症状が出始めることが一般的です。
2. 気候や環境の影響
日本は四季がはっきりしており、夏は高温多湿、冬は寒冷といった厳しい環境です。
気温差や湿度の変化によって漆喰が膨張・収縮を繰り返すことで、細かい亀裂が入ってしまいます。
また台風や豪雨などの自然災害によって、一気に剥がれてしまうケースもあります。
3. 施工不良
新築やリフォームの際に漆喰を塗る前の下地の水引き調整が不十分だったり、下地が十分に乾燥していなかったり、漆喰を厚く塗りすぎてしまっていたりなど、不十分な施工だと、耐久性が低くなり早期に劣化してしまいます。
これらの原因で、数年でひび割れが起こることもあります。
4. 瓦のずれや下地の劣化
瓦自体がずれている場合や、屋根土が劣化している場合も、漆喰に負担がかかり割れやすくなります。
屋根の漆喰だけでなく屋根全体の状態を確認することが大切です。
屋根漆喰の劣化を放置するリスク
漆喰の劣化を放置すると、次第に屋根全体の耐久性が落ち、建物に深刻な影響を及ぼします。代表的なリスクを紹介します。
- 雨漏りの発生
ひび割れや剥がれた部分から雨水が侵入し、屋根裏や室内に雨漏りが発生します。最初は気づきにくいですが、時間が経つとシミやカビ、木材の腐食につながります。 - 瓦のずれ・落下
屋根漆喰は瓦を固定する役割を持っています。劣化して強度が失われると内部に詰められた土が流失し、屋根の固定力が低下します。
それにより瓦がずれ、最悪の場合は落下してしまうこともあるため、非常に危険です。 - 建物全体の劣化
雨水が侵入すると、柱や梁などの構造材を傷める恐れがあります。
シロアリ被害や耐震性の低下など、家の寿命そのものを縮める原因になります。 - 補修費用の増大
初期段階であれば部分的な補修で済みますが、長期間放置すると屋根全体の修繕が必要になることもあります。
早めの対応が結果的に負担を減らすことにつながります。
屋根漆喰の正しい補修方法〈横浜市〉
漆喰の劣化を発見した際には、以下のような補修方法があります。状況によって適切な工法を選ぶことが重要です。
漆喰の詰め直し(部分補修)
【軽度のひび割れや小さな剥がれ/ 棟の土台がしっかりしている場合】
→部分的に漆喰を詰め直すことで対応できます。
既存の漆喰を一部撤去し、新しい漆喰を充填する方法です。
棟の取り直し(全体補修)
【漆喰の劣化が広範囲に及んでいる/ 棟の土台である屋根土が流失している/ 棟自体が歪んでしまっている場合】
→古くなった棟を一度すべて解体し、新しく棟を設置し直す必要があります。
古くなった棟部分を一度すべて解体し、中の土や劣化した漆喰を撤去したうえで、新たに漆喰を塗り棟瓦を積み直します。
✔️ 屋根漆喰の劣化補修は専門業者へ依頼しよう!
屋根の上は危険が伴うため、自分で補修するのは避けた方が安全です。見た目では判断できない内部の劣化症状がある場合も多いため、屋根の専門業者に依頼することをおすすめします。
屋根漆喰に関する疑問まとめ〈横浜市〉
屋根漆喰はどのタイミングで点検したらいい?
新築や前回の工事から10年を過ぎたら、一度専門業者に点検を依頼すると安心です。
特に台風や地震の後は屋根にダメージが入っている可能性があるため、早めにチェックしましょう。漆喰の劣化を早期に発見するためには、定期的な点検が欠かせません。
⚠自分で屋根に登るのは転落の危険が高いため避けるべきです。双眼鏡やカメラで地上から確認し、不安を感じたら屋根の専門業者に相談するのが安全です。
屋根漆喰はDIYで補修できる?
漆喰はホームセンターなどでも材料が販売されていますが、DIYでの補修は基本的におすすめできません。理由は以下の通りです。
• 屋根上は高所作業で危険が伴う
• 適切な厚みや配合で施工しないとすぐに剥がれる
• 表面だけ塗り直しても内部の劣化が改善されない
一時的に見た目を整えることはできても、根本的な解決にはならないケースが多いです。
屋根は建物全体を守る大切な部分ですから、専門知識と経験を持つ業者に任せた方が安心です。
業者選びのポイントは?
漆喰補修を依頼する際には、信頼できる業者を選ぶことが重要です。以下のポイントを参考にしましょう。
✅ 屋根工事の実績や専門性があるか
✅ 写真付きで点検結果を説明してくれるか
✅ 漆喰だけでなく瓦や下地の状態も確認してくれるか
✅ 過剰な工事をすすめず、必要な補修内容を明確に提示してくれるか
屋根の状態は一般の人には分かりにくいため、誠実な説明をしてくれる業者を選ぶことが、安心して工事を任せるための第一歩です。
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所在地:〒230-0002 神奈川県横浜市鶴見区江ケ崎町21-1
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屋根漆喰は、瓦屋根を支える重要な存在です。ひび割れや剥がれは経年劣化や気候の影響などで避けられませんが、放置すると雨漏りや瓦の落下など深刻なトラブルを招きます。
定期的な屋根点検と早めの屋根補修を行うことで、屋根を長持ちさせ、家全体を守ることにつながります。
屋根漆喰に不安を感じたら、お気軽にご相談ください。
横浜市、川崎市密着の屋根の修理・外壁塗装の専門店(株)成田屋商店では、ただいまご相談・診断・お見積りの提出まで無料で承っております。
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この記事の監修者
かわらぶき技能士/瓦屋根工事技士/瓦屋根診断技士/一般建築物石綿含有建材調査者
代表取締役 成田 健
横浜市地域密着の屋根・外壁リフォーム専門店として、横浜市、川崎市にお住まいの皆様に向けて有益な情報を発信しています。お客様の疑問に答え、分かりやすい情報提供を心がけています。