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川崎市幸区にて屋根の棟板金の浮き、剥がれが気になるお家の調査。原因と対処法をご紹介|横浜市鶴見区 屋根修理の専門店 (株)成田屋商店

スレート屋根

皆さま、こんにちは。

横浜市鶴見区 屋根の修理・外壁塗装の専門店()成田屋商店、スタッフの川崎です。

今回は、川崎市幸区にある築25年のスレート屋根の住宅で行った屋根調査の様子をご紹介します。

「屋根の棟が剥がれている」「外壁と雨どいも気になる部分がある」というご相談で成田屋商店ショールームのグランドオープンイベントにご来店いただきました。

築20年以上たった屋根では、棟板金の浮きや剥がれが見られることがあります。屋根の棟板金が浮いていると、お家の屋根を地上から見上げた時に気が付きます。

今回の記事では、弊社でもよくご相談をいただく「棟の浮き・剥がれ症状」について原因や対処法をご紹介します。

本記事では、横浜市・川崎市にお住いのみなさまに向けて、 屋根の修理・外壁塗装の専門店ならではの目線でお伝えします。

▼この記事はこんな方のお役に役立ちます▼

  • 横浜市、川崎市で屋根の修理をご検討中の方
  • 横浜市、川崎市で雨漏り修理をご検討中の方
  • 横浜市、川崎市で屋根リフォームをご検討中の方

屋根調査にてわかったスレート屋根の問題点〈横浜市〉

棟板金の浮き

棟板金 浮き

棟板金 浮き

今回調査を行ったスレート屋根では、屋根材に欠けや割れといった劣化症状は特に見られませんでしたが、屋根の最上部にある棟板金が浮いている状態でした。

使用されていた屋根材は「カラーベストコロニアル」です。

コロニアルは軽量でデザイン性に優れていることから、全国的に広く使用されており、ここ横浜市でも多くの住宅で採用されています。

ただし、コロニアルは紫外線や風雨の影響を受けやすく、経年により色あせやコケの発生、欠け、ひび割れなどの劣化が進行します。

こうした症状が見られる場合は、屋根材の耐用年数が近づいているサインですので、早めの補修を検討しましょう。

築20年以上経過したコロニアル屋根は、一度専門業者による点検をおすすめします。

なお、今回の屋根は過去に塗装によるメンテナンスが施されていたため、見た目は比較的きれいな状態を保っていました。

 


―「横浜市で屋根の修理って、どこに頼めばいいの?」とお悩みの方へ―

横浜市の屋根修理は、ぜひ私たち横浜市鶴見区  屋根修理・外壁塗装の専門店 ()成田屋商店にお任せください!

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屋根の棟板金の浮きとは?〈横浜市〉

棟板金とは?

棟板金(むねばんきん)とは、屋根の頂点部分に取り付けられる金属製の板のことです。屋根材の継ぎ目を覆い、雨水の侵入を防ぐ重要な役割を果たしています。

棟板金は「貫板(ぬきいた)」という木材の下地の上に取り付けられ、釘で横から固定されています。多くの場合、2本の木材を並べて下地として使用します。

参考写真)↓棟板金の下地(貫板)

棟

↓棟板金の設置後

棟板金

棟板金が浮く原因

主な原因は、下地木材の経年劣化です。

棟板金を固定する釘は、内部の貫板に打ち込まれています。しかし、木材が劣化して水分が抜けると粘り気がなくなり、釘の保持力が落ちて浮きやすくなります。

↓釘が浮いている状態

棟板金 浮き

釘の寿命は約10〜15年とされており、年数が経つにつれて徐々に抜けやすくなります。

釘が抜けると棟板金がしっかり固定されず、強風や台風時に剥がれたり飛ばされたりするリスクが高まります。

 

棟板金の浮きを放置すると?

棟板金の浮きを放置すると、台風などの強風で板金ごと貫板もろとも飛ばされてしまう可能性があります。

実際に2019年・台風19号による被害例をご紹介します。

↓棟板金と左側の貫板が飛ばされた屋根

棟板金

↓棟板金と貫板の両方が完全に剥がれた屋根

棟板金

これらのように、浮いていた釘が強風によりさらに緩んでしまい、板金や下地材が一気に吹き飛ぶケースもあります。

また、棟板金が飛ばされなくても、浮いた部分から雨水が侵入し、下地が腐食する恐れがあります。

 

屋根材の下に入り込んだ水は最初、ルーフィング(防水シート)が水の侵入を防ぎます。しかし、ルーフィングにも寿命があります。

劣化が進むと、野地板まで水が浸透し、雨漏りや構造材の腐食を引き起こす危険性が高まります。

 

棟板金が浮いたときの対処法

棟板金が浮いたり剥がれたりしてきたら、劣化した貫板と棟板金を撤去し、新しい下地材と板金に交換する補修工事が必要です。

 

「屋根カバー工法」をご提案〈横浜市〉

今回調査した屋根は築25年が経過しており、屋根材やルーフィング(防水シート)の耐用年数が近づいていました。

そのため、お客様には「屋根カバー工法」でのメンテナンスをご提案しました。

屋根は築20〜30年ほどで、ルーフィングも劣化してきます。ルーフィングが劣化すると、雨水が内部に浸入し、雨漏りや構造材の腐食につながる恐れがあります。

ルーフィングが機能しているうちに、早めのメンテナンスを行うことが補修費用を抑えるポイントです。

屋根カバー工法とは?

既存のスレート屋根の上に、新しい屋根材を重ねて施工する工法です。

古い屋根を撤去せずに施工するため、短期間で費用を抑えた工事が可能です。

〈屋根カバー工法のメリット〉

  • 廃材が少なく、処分費用が安い
  • 短期間(約3〜5日)で施工が完了
  • 屋根が二重構造になり、断熱性・遮音性が向上
  • 雨水の侵入を防ぎ、防水性が高まる

屋根塗装よりも耐久性に優れており、コストを抑えつつ屋根を長持ちさせたい方におすすめです。

 

❓ 屋根塗装ではなぜダメなのか。

屋根塗装は、あくまで表面の「お化粧」にすぎません。時間が経てば、再び塗膜が剥がれてしまいます。

すでに築年数が20年以上経過している場合は、屋根材や防水シートそのものを見直す「全面改修」を選ぶのが賢明です。

 

屋根カバーにおすすめの屋根材

ここでは、横浜市鶴見区の成田屋商店がおすすめしている屋根材をご紹介します。

  • アスファルトシングル屋根材(リッジウェイ/旭ファイバー株式会社)

リッジウェイ

柔らかく割れにくい素材で、比較的安価。

瓦の約1/4の軽さで、地震にも強い。

表面は焼き付け塗装されているため、新築のような風合いを長期間キープします

  • 石粒付金属屋根材(セネター/ルーフタイルジャパン)

セネター

天然石ストーンチップとガルバリウム鋼板を使用しているため、色あせや塗り替えの必要がなく、メンテナンスがほぼ不要。

粘土瓦の約1/9の軽さで耐震性にも優れる。

 

屋根カバー工法の施工手順

屋根カバー

横浜市の屋根修理なら(株)成田屋商店にお任せください!

築20年以上経つと、屋根の棟板金の浮きや剥がれが気になることがあります。

棟板金を釘で固定している下地材の劣化が原因で、放置すると台風時の飛散や雨漏りに繋がる恐れがあります。

対処法としては屋根の状況や耐用年数を考慮して、ご自宅に合った適切な補修方法を選択することが大切です。

横浜市、川崎市で屋根の修理や屋根リフォームに関するお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

横浜市、川崎市密着の 屋根の修理・外壁塗装の専門店(株)成田屋商店では、ただいまご相談・診断・お見積りの提出まで無料で承っております。

皆様のご来店・お問合せを心よりお待ちしております。

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この記事の監修者

記事監修者 成田 健

かわらぶき技能士/瓦屋根工事技士/瓦屋根診断技士/一般建築物石綿含有建材調査者

代表取締役 成田 健

横浜市地域密着の屋根・外壁リフォーム専門店として、横浜市、川崎市にお住まいの皆様に向けて有益な情報を発信しています。お客様の疑問に答え、分かりやすい情報提供を心がけています。

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