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パミールとは?築25年経過した状態と最適なリフォーム方法を解説|横浜市鶴見区 屋根の修理専門店(株)成田屋商店

皆さま、こんにちは。

横浜市鶴見区 屋根の修理・外壁塗装の専門店()成田屋商店、スタッフの川崎です。

川崎市や横浜市をはじめ、多くの戸建て住宅で採用されているスレート屋根。

その中でも、1996年〜2008年頃に建てられたお住まいにたまに見られるのが「パミール」というスレート屋根材です。

パミールは、一見すると一般的なスレート屋根と同じように見えますが、
築10年を過ぎたあたりから特有の「層間剥離」という症状が発生しやすくなります。

屋根のメンテナンスにおいては、間違った工法を選んでしまうと、数年後に屋根材の落下や雨漏りといった問題を招く恐れがあります。

そこで今回は、実際に弊社が川崎市中原区で行った「築25年のパミール屋根」の調査事例をもとに、
パミールの劣化症状から適切な対処法について、現場の視点から分かりやすく解説します。

本記事では、横浜市・川崎市にお住いのみなさまに向けて、 屋根の修理・外壁塗装の専門店ならではの目線でお伝えします。

▼この記事はこんな方のお役に役立ちます▼

  • 横浜市、川崎市で屋根の修理をご検討中の方
  • 横浜市、川崎市で雨漏り修理をご検討中の方
  • 横浜市、川崎市で屋根リフォームをご検討中の方
  • 横浜市、川崎市で屋根カバーをご検討中の方
  • 横浜市、川崎市で屋根の葺き替えをご検討中の方

築25年パミールの劣化事例〈川崎市〉

ここでは、実際に成田屋商店が川崎市中原区にて行った、築25年の戸建て住宅のパミール屋根調査事例をご紹介します。

パミール 屋根

高所調査用のポールカメラを用いて屋根診断を行ったところ、屋根全体に「剥がれ」や「浮き」が目立つ状態でした。

特に屋根材の先端部分から層状のめくれが発生しており、遠目から見ても屋根全体が傷んでいるのが確認できる状態です↓

パミール 劣化症状

表面の塗装が剥がれたことで、内部のセメント基材が露出してしまっています。

今回調査した屋根は、すでに耐用年数の限界を迎えており、いつ雨漏りや屋根材の落下事故が起きてもおかしくない非常に危険な状況です。

一般的なスレート屋根の寿命は約30年とされていますが、
今回使用されていた屋根材(パミール※次章で詳述)は著しく耐久性が低く、通常よりも劣化の進行が早いのが特徴です。


―「横浜市で屋根の修理って、どこに頼めばいいの?」とお悩みの方へ―

横浜市の屋根修理は、ぜひ私たち横浜市鶴見区  屋根修理・外壁塗装の専門店 ()成田屋商店にお任せください!

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パミールはどんな屋根材?

パミール

パミールは、大手建材メーカー「ニチハ」が1996年〜2008年頃に製造・販売していたスレート屋根材です。

見た目は一般的な屋根と変わりませんが、歳月が経つと「屋根材の先端部分から層状に剥がれてしまう」という深刻な問題を抱えています。

なぜ「パミール」は脆いのか?

かつての屋根材には、強度を出すために「アスベスト(石綿)」が使われていました。

しかし、健康被害によりアスベストが禁止されたことで、メーカーは急いで「ノンアスベスト」製品の開発を迫られました。

  • 1996年〜2008年頃のノンアスベスト屋根材
    技術が未熟だったため、アスベストを抜いたことで強度が著しく低下
    パミールを筆頭に、10年持たずにボロボロになる「欠陥」に近い製品が出回ってしまいました。
  • 現在の製品(2008年以降)
    技術革新により、アスベストなしでも30年程度の耐久性を持つ丈夫な屋根(コロニアルグラッサなど)が主流になっています。

アスベストの有無による違い

アスベスト「あり」の屋根 アスベスト「なし」の屋根
耐久性 非常に強く、30年経っても丈夫 著しく低く、10年待たずにボロボロになる
撤去方法 飛散防止の特別処理が必要で高額 通常の処分費用のみ
主な工法 費用を抑えるため「カバー工法」が人気 劣化が激しい場合、早めの葺き替えがおすすめ
健康リスク 固定されていれば安全(削ると危険) リスクなし

屋根リフォームの際は、アスベストが含まれているかどうかで費用や工法が変わってきます。

アスベストの有無、適した工法は屋根の専門業者に確認しましょう。

※アスベスト入り=危険 というわけではありません。

セメントでガッチリ固められているため、普通に生活している分には飛散しません。
ただし、DIYで削ったり、激しく割れたりした場合は注意が必要です。

パミールかどうかの見分け方

専門家による判断でなくても、以下の2点に当てはまればパミールの可能性が非常に高いです。

先端の切り欠きが「等間隔」
屋根材の先端にデコボコしたデザインがありますが、この幅がすべて同じであればパミールの特徴です。

「層間剥離」が発生している
屋根の先端がミルフィーユのように層状にめくれ上がっていたら、ほぼ間違いなくパミールです。

パミール特有の劣化症状と原因

パミール最大の欠陥であり、避けて通れない症状が「層間剥離(そうかんはくり)」です。

屋根材がボロボロになる「層間剥離」

パミール劣化症状

屋根材が、まるでパイ生地やミルフィーユのように、先端からペラペラとめくれ上がってしまう現象です。

屋根材に染み込んだ雨水が、内部の層を結合している力を弱め、バラバラに分離さてしまうことで発生します。

  • 築7〜10年:
    先端がめくれ始め、素人目にも「何かおかしい」と違和感を抱くようになります。
  • 築15年以上:
    屋根全体に剥離が広がり、屋根材を固定している釘が腐食。
    ⚠ズレや落下の危険が高まります。

パミールはなぜこれほど劣化が激しいのか?

  • 初期ノンアスベストの影響
    アスベストを使わずに強度を保つ技術が確立されていない時期の製品だったため、
    層同士を結びつける強度が根本的に不足していました。
  • 水分の吸収と乾燥の繰り返し
    表面の防水性が切れると、内部に雨水が浸透します。
    吸水と乾燥を繰り返すことで、脆い結合部分が耐えきれなくなり、内側から破壊されていくのです。

パミールの劣化を放置するとどうなるか

雨漏り

屋根材を固定している「専用釘」が腐食している場合、
固定力を失っており、強風や地震の際に大きな破片が庭や近隣に飛散するリスク、雨漏りするリスクが非常に高いです。

また層が剥がれて浮いている状態は、屋根に乗ると滑りやすくとても危険です。

ご自身で登って確認するのは、絶対に避けてください。

劣化したパミールの対処法

パミールに「塗装」は絶対にNG!

一般的なスレート屋根(コロニアル等)は、10〜15年で塗装メンテナンスを行いますが、パミールに塗装は厳禁です。

なぜなら表面をどんなに綺麗に塗っても、その下の層からペラペラと剥がれ落ちてしまうからです。

またすでにボロボロの状態であれば、塗装の重みや作業時の振動だけで屋根材がさらに崩壊する恐れがあります。

そのため、パミールのメンテナンスには、以下のいずれかを選択する必要があります。

屋根カバー工法(重ね葺き)

既存の屋根の上に、軽い金属屋根などを重ねて被せる工法です。

メリット: 撤去費用が抑えられ、工期も短い。

注意点: 下地(野地板)が健全である場合のみ可能です。すでに雨漏りしている場合は施工できません。

成田屋商店のカバー工法事例はこちら

屋根の葺き替え(張り替え)

既存の屋根材をすべて撤去し、下地から新しく作り直す工法です。

推奨されるケース:築20年以上で劣化が激しいすでに雨漏りしているという場合

メリット: 下地の腐食まで完全に直せるため、今後30年以上の安心が手に入ります。

パミールの場合は、釘の腐食も激しいため、この「葺き替え」が必要になるケースが多いです。

パミールは特に、屋根リフォーム等の取扱いに注意が必要な屋根材になります。

成田屋商店の葺き替え事例はこちら

今回は「屋根葺き替え」をご提案

今回調査した屋根は耐用年数の限界を迎えており、いつ雨漏りや屋根材の落下事故が起きてもおかしくない状態であったため、「屋根葺き替え」でのメンテナンスをご提案しました。

屋根葺き替えとは?

屋根を全面撤去して、新しい屋根材を施工する工事です。

屋根の下地を確認でき、問題がある箇所はしっかりと補修できるため、屋根の寿命を大きく伸ばすことが出来ます。

屋根葺き替えのメリット

  • 下地の腐食を根本から解消できる
  • 建物全体の耐震性が向上する
  • 将来の不安とメンテナンス費を最小化できる

すでに雨漏りが発生している、または下地の傷みが心配で今後20年、30年と長く住み続ける予定の方におすすめです。

屋根の葺き替え工事におすすめの屋根材

ここでは、横浜市鶴見区の成田屋商店がおすすめしている屋根材をご紹介します。

  • アスファルトシングル屋根材(リッジウェイ/旭ファイバー株式会社)

アスファルトシングル

柔らかく割れにくい素材で、比較的安価。

瓦の約1/4の軽さで、地震にも強い。

表面は焼き付け塗装されているため、新築のような風合いを長期間キープします。

  • スレート屋根材(コロニアルグラッサ/ケイミュー株式会社)

コロニアルグラッサ

カラーやデザインが豊富でデザイン性が高いことから、人気の高い屋根材

「グラッサコート」という特殊な加工により、色あせを防ぎ、美観を長期間維持します。

  • 石粒付金属屋根材(セネター/ルーフタイルジャパン)

セネター

天然石ストーンチップとガルバリウム鋼板を使用しているため、色あせや塗り替えの必要がなく、メンテナンスがほぼ不要。

粘土瓦の約1/9の軽さで耐震性にも優れる。

屋根の葺き替え工事の流れ

屋根の葺き替え

横浜市の屋根修理なら(株)成田屋商店にお任せください!

もしご自宅の屋根がパミールかもしれないとお悩みなら、まずは「塗装」での補修は根本的な解決にならない点にご注意ください。

築20年を過ぎて劣化が進んでいる場合は、「葺き替え」を選ぶことが、将来の安心とメンテナンス費用を最小限に抑えるためにも最適です。

横浜市、川崎市で屋根の修理や屋根リフォームに関するお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

横浜市、川崎市密着の 屋根の修理・外壁塗装の専門店(株)成田屋商店では、ただいまご相談・診断・お見積りの提出まで無料で承っております。

皆様からのお問合せを心よりお待ちしております。

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この記事の監修者

記事監修者 成田 健

かわらぶき技能士/瓦屋根工事技士/瓦屋根診断技士/一般建築物石綿含有建材調査者

代表取締役 成田 健

横浜市地域密着の屋根・外壁リフォーム専門店として、横浜市、川崎市にお住まいの皆様に向けて有益な情報を発信しています。お客様の疑問に答え、分かりやすい情報提供を心がけています。

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